朝方目が覚めて、二度寝三度根を繰り返し浅い眠りの中で夢を見た。変なストーカーみたいな男に追われて着の身着のままで逃げる自分の姿があった。何かに追われてひどく泣いていた。
そこから場面が変わって、自分が0歳くらいの赤ちゃんになって泣いている。ずっと泣いてどれだけ泣き続けてもひとりだった。
そこに手が伸びてゆっくりと首をおさえる。まだ赤ちゃんは泣いている。
逃げていた私は大人になって、仕事をしていた。どこかから泣き声が聞こえる。その泣き声をたどった。赤ちゃんが泣いていたのを見つけた。走ってその赤ちゃんを抱きしめた。
それは自分自身だった。もう大丈夫だよ、あなたは大事にされる存在だからもう安心してねと抱きしめた。そのどちらも自分だった。
目が覚めると涙が出てた。夢の中の赤ちゃんのように泣いていた。
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